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北の国から、名シーン・名セリフ

この前、北の国からの話を書いたら
北の国からをまた見たくなって、今見ているところです。
せっかくだから、あらすじや名シーンを書き残してみようと
思います。
全24話長いなあ。


まず、キャスト

黒板五郎:田中邦衛
黒板令子:いしだあゆみ
黒板純 :吉岡秀隆
黒板蛍 :中嶋朋子

宮前雪子:竹下景子(令子の妹)

北村清吉:大滝秀治(五郎の親戚)
北村正子:今井和子
北村草太:岩城滉一

吉本つらら:熊谷美由紀 (草太の恋人)

中畑和夫 :地井武男(中畑木材)
中畑みずえ:清水まゆみ
中畑すみえ:塩月徳子

松下豪介(クマ):南雲佑介

木谷凉子 :原田美枝子(分校の先生)

笠松杵次 :大友柳太朗
笠松正吉 :中澤佳仁

本田好子 :宮本信子(弁護士)

川島竹次 :小松政夫
井関利彦 :村井国夫
笠松みどり:林美智子
吉野信次 :伊丹十三
こごみ  :児島美ゆき
成田新吉 :ガッツ石松
警察官  :平田満


●第1話

妻の令子が家を出てから半年。
東京の暮らしが嫌になった五郎は
純と蛍を連れて、故郷の富良野に戻った。

以前住んでいた廃屋をどうにか修理。
新しい生活を始める。
でも、東京育ちの子供達には電気も水道もない生活は辛く
特に純は反発する。


第1話のファーストシーンは
令子(いしだあゆみ)と雪子(竹下景子)の喫茶店のシーン。

雪子『お兄さんたち、夕べ立ったわ。
姉さん、どうして送りに来なかったの?
純も蛍も寂しそうだったわ。
可哀そうで、まともに見てられなかった。
子供たちに、どういう罪があるの?
それに・・・』

雪子の言葉を遮り
令子『あんたもずいぶん残酷なこと言うのね。
行きたかったわよ。
行って、駅から蛍と純を力づくでも取り返したかったわよ』

雪子『今頃勝手なこと言うもんじゃないわよ!
悪いのは元々姉さんの方じゃない。
お兄さんの気持ち、本当に考えたの?』

令子『分かっているわよ。
もう言わないでよ。
悪いのは私、よく分かっているわよ。
だけど・・・あの人には東京は重すぎたのよ』

雪子『子供たちにも?』

令子『・・・』

令子『母親の気持ち、あんたに分かるの?
本当は私、上野に行ったの』

雪子、煙草に火をつける。
電車の音が差し込んでくる。

五郎のアップに画面が変わる。
北海道に向かっている電車の中。


・・・・・・・・・・・・・・・


エンディング、純の語り。

『その頃、僕は眠って何かいなかった。
真剣に作戦を練っていた。
東京に逃げ出す作戦のことをだ』


●第2話

蛍は新生活に徐々に慣れてゆく。
でも、純はどうしても馴染めず
別れた母に「東京に帰りたい」と手紙を書く。
その手紙を託された蛍。
途中、手紙を川に落としてしまい
流されていく手紙。
それを追いかけているうちに、蛍は迷子になってしまう。


第2話ファーストシーン。
純の語り。

『ケイコちゃん、どうか助けてください。
あれからもう5日。
毎日こき使われ、家の中は最悪の寒さであり
思うに、父さんは逃げた母さんの腹いせに
僕らをここで殺す気と思われ』

蛍『お兄ちゃん!』
梯子を上がって屋根裏の2階に上がってくる。

蛍『さあ、起きましょ。
元気出して、沢に水汲みに行く時間』


今日の五郎一家の仕事は
冬に備えて食料の貯蔵庫を作ること。
純と蛍は一輪車で石を運ぶ。

日が暮れ、完成した。

五郎『どうだ、立派なものができただろう。
もうこれで食いものは大丈夫だ。
どうした?』

蛍『お兄ちゃん、お母さんに手紙書いてる。
呼び戻してもらうように、頼むんだって。
父さんには絶対秘密だぞって』

五郎『蛍』

蛍『はい』

五郎『告げ口はいかんな。
お兄ちゃんは、君のこと信用して、コッソリ教えてくれたんだろ?
秘密は人に漏らしたらいかんな』

蛍『ごめんなさい』



次のシーンは五郎が分校に通えるように
分校の先生にお願いするシーン。
先生は気が重いからと本校へ通うように進めている。

五郎『先生、俺・・・いや私はあれです。
これまで子供のことは母親任せで
あの、俺は元々こっちの麓郷の農家のせがれで
それに引き替え女房は東京で
だから、あれっす
女房の方が教育とか、そういうことは
だけど、だけど、もちろん
女房に責任はなく
むしろ、おっぽいといた俺の罪なんだ。
どういうんか、この
子供が何も実際に一人で出来んのに
知識ばっかり、こう一杯知ったって
それは、どういうんか
それが今の小学校の教育かもしれんが
俺にとってはそんなの、なんちゅか
人間が生きていく上で、あの、なんちゅうか
人間が一人で生きていく上で
馬鹿だからうまく言えんが・・・』


五郎が学校で先生と話している間
家では純が蛍に母への手紙を出してくるように頼む。
その手紙を川に落としてしまった蛍。
手紙を追いかけて迷子になる。

五郎が帰ってきて、蛍は?と聞かれた純。
さあ?ととぼける。
しかし、日が暮れても帰ってこない。
村人総出で探すが見つからない。

そこでの五郎と純の会話シーン。

五郎『どっかで道に迷ったんでしょ』

純『父さん。
蛍をあっちに行かしたのは僕なので
僕が母さんに手紙を書いて
どうしても東京に帰りたいからって
その手紙を蛍に出して来いと言ったので
責任は僕に全部あるので
だけど、だけど
僕の体質には北海道は合わないと思われ
やはり、東京が合っていると思われ』

純の瞳から涙がこぼれる。




その後、蛍が見つかり
屋根裏部屋の寝袋の中の純と蛍の会話。

蛍『お兄ちゃん。
手紙、川に落としちゃったの。
蛍、それをずっと追いかけて
追いかけたけど見つからなかった。
ごめんなさい。
だけど、言ってないから。
手紙のこと、父さんには言わなかったから』


純語り。
『拝啓、けいこちゃん。
僕は・・・僕は・・・』


つづく



北の国から第1話、BSフジ

たかたくさんから、BSフジで「北の国から」の再放送が始まった
と教えてもらいました。
放送時間は、毎週月曜日 22:00〜22:55。

以前、名台詞・名シーンということで4話まで書いたのですが
全24話という長き道程に挫折しました。
また、見始めて感想を書いていこうかなと思っています。

30年前のドラマなんですが
今見ても十分楽しめるいいドラマです。
時間があれば、ぜひ見て欲しいですね。



キャスト

黒板五郎:田中邦衛
黒板令子:いしだあゆみ
黒板純 :吉岡秀隆
黒板蛍 :中嶋朋子

宮前雪子:竹下景子(令子の妹)

北村清吉:大滝秀治(五郎の親戚)
北村正子:今井和子
北村草太:岩城滉一

吉本つらら:熊谷美由紀 (草太の恋人)

中畑和夫 :地井武男(中畑木材)
中畑みずえ:清水まゆみ
中畑すみえ:塩月徳子

松下豪介(クマ):南雲佑介

木谷凉子 :原田美枝子(分校の先生)

笠松杵次 :大友柳太朗
笠松正吉 :中澤佳仁

本田好子 :宮本信子(弁護士)

川島竹次 :小松政夫
井関利彦 :村井国夫
笠松みどり:林美智子
吉野信次 :伊丹十三
こごみ  :児島美ゆき
成田新吉 :ガッツ石松
警察官  :平田満




●第1話

妻の令子が家を出てから半年。
東京の暮らしが嫌になった五郎は
純と蛍を連れて、故郷の富良野に戻った。

以前住んでいた廃屋をどうにか修理。
新しい生活を始める。
でも、東京育ちの子供達には電気も水道もない生活は辛く
特に純は反発する。


第1話のファーストシーンは
令子(いしだあゆみ)と雪子(竹下景子)の喫茶店のシーン。

雪子『お兄さんたち、夕べ立ったわ。
姉さん、どうして送りに来なかったの?
純も蛍も寂しそうだったわ。
可哀そうで、まともに見てられなかった。
子供たちに、どういう罪があるの?
それに・・・』

雪子の言葉を遮り
令子『あんたもずいぶん残酷なこと言うのね。
行きたかったわよ。
行って、駅から蛍と純を力づくでも取り返したかったわよ』

雪子『今頃勝手なこと言うもんじゃないわよ!
悪いのは元々姉さんの方じゃない。
お兄さんの気持ち、本当に考えたの?』

令子『分かっているわよ。
もう言わないでよ。
悪いのは私、よく分かっているわよ。
だけど・・・あの人には東京は重すぎたのよ』

雪子『子供たちにも?』

令子『・・・』

令子『母親の気持ち、あんたに分かるの?
本当は私、上野に行ったの』

雪子、煙草に火をつける。
電車の音が差し込んでくる。

五郎のアップに画面が変わる。
北海道に向かっている電車の中。


・・・・・・・・・・・・・・・


エンディング、純の語り。

『その頃、僕は眠って何かいなかった。
真剣に作戦を練っていた。
東京に逃げ出す作戦のことをだ』

北の国から第2話台詞、BSフジ

ファーストシーン。
純の語り。

『ケイコちゃん、どうか助けてください。
あれからもう5日。
毎日こき使われ、家の中は最悪の寒さであり
思うに、父さんは逃げた母さんの腹いせに
僕らをここで殺す気と思われ』

蛍『お兄ちゃん!』
梯子を上がって屋根裏の2階に上がってくる。

蛍『さあ、起きましょ。
元気出して、沢に水汲みに行く時間』


今日の五郎一家の仕事は
冬に備えて食料の貯蔵庫を作ること。
純と蛍は一輪車で石を運ぶ。

日が暮れ、完成した。

五郎『どうだ、立派なものができただろう。
もうこれで食いものは大丈夫だ。
どうした?』

蛍『お兄ちゃん、お母さんに手紙書いてる。
呼び戻してもらうように、頼むんだって。
父さんには絶対秘密だぞって』

五郎『蛍』

蛍『はい』

五郎『告げ口はいかんな。
お兄ちゃんは、君のこと信用して、コッソリ教えてくれたんだろ?
秘密は人に漏らしたらいかんな』

蛍『ごめんなさい』




五郎が分校に通えるように
分校の先生にお願いするシーン。
先生は気が重いからと本校へ通うように進めている。

五郎『先生、俺・・・いや私はあれです。
これまで子供のことは母親任せで
あの、俺は元々こっちの麓郷の農家のせがれで
それに引き替え女房は東京で
だから、あれっす
女房の方が教育とか、そういうことは
だけど、だけど、もちろん
女房に責任はなく
むしろ、おっぽいといた俺の罪なんだ。
どういうんか、この
子供が何も実際に一人で出来んのに
知識ばっかり、こう一杯知ったって
それは、どういうんか
それが今の小学校の教育かもしれんが
俺にとってはそんなの、なんちゅか
人間が生きていく上で、あの、なんちゅうか
人間が一人で生きていく上で
馬鹿だからうまく言えんが・・・』


五郎が学校で先生と話している間
家では純が蛍に母への手紙を出してくるように頼む。
その手紙を川に落としてしまった蛍。
手紙を追いかけて迷子になる。

五郎が帰ってきて、蛍は?と聞かれた純。
さあ?ととぼける。
しかし、日が暮れても帰ってこない。
村人総出で探すが見つからない。

そこでの五郎と純の会話シーン。

五郎『どっかで道に迷ったんでしょ』

純『父さん。
蛍をあっちに行かしたのは僕なので
僕が母さんに手紙を書いて
どうしても東京に帰りたいからって
その手紙を蛍に出して来いと言ったので
責任は僕に全部あるので
だけど、だけど
僕の体質には北海道は合わないと思われ
やはり、東京が合っていると思われ』

純の瞳から涙がこぼれる。




その後、蛍が見つかり
屋根裏部屋の寝袋の中の純と蛍の会話。

蛍『お兄ちゃん。
手紙、川に落としちゃったの。
蛍、それをずっと追いかけて
追いかけたけど見つからなかった。
ごめんなさい。
だけど、言ってないから。
手紙のこと、父さんには言わなかったから』


純語り。
『拝啓、けいこちゃん。
僕は・・・僕は・・・』
タグ:北の国から

北の国から第3話、BSフジ・大滝秀治の駅での名シーン・名セリフ

北の国からには名シーン・名台詞が多いんですが
第3話では、大滝秀治の駅でのシーンです。

BGMの中島みゆき、喫茶店の古びたテーブル
大滝秀治のトツトツとした静かでゆっくりとした
優しくもあり切なくもある喋り方。

まさに、名シーンです。



キャスト

黒板五郎:田中邦衛
黒板令子:いしだあゆみ
黒板純 :吉岡秀隆
黒板蛍 :中嶋朋子

宮前雪子:竹下景子(令子の妹)

北村清吉:大滝秀治(五郎の親戚)
北村正子:今井和子
北村草太:岩城滉一

吉本つらら:熊谷美由紀 (草太の恋人)

中畑和夫 :地井武男(中畑木材)
中畑みずえ:清水まゆみ
中畑すみえ:塩月徳子

松下豪介(クマ):南雲佑介

木谷凉子 :原田美枝子(分校の先生)

笠松杵次 :大友柳太朗
笠松正吉 :中澤佳仁

本田好子 :宮本信子(弁護士)

川島竹次 :小松政夫
井関利彦 :村井国夫
笠松みどり:林美智子
吉野信次 :伊丹十三
こごみ  :児島美ゆき
成田新吉 :ガッツ石松
警察官  :平田満


●第3話
雪子を通して東京に帰りたいと父に伝える純。
五郎は純が自分に直接言わなかったことにショックを受ける。
しかし、純が東京に帰ることを認める。
純を駅まで送った清吉。
その清吉の言った「負けて逃げるんだぞ」と
いう言葉に動揺する純は・・・

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■夜:家の外で焚き火に当たりながら話す五郎と雪子

五郎『純はそんなに思いつめているのか?』
雪子『みたい』
五郎『どうしてもここにいるのは、嫌だって?』

うなずく雪子。

五郎『はあ・・そうか。』
雪子『兄さん、私ね。
本当言うと私、私もこっちに移る気で来たのね。
もちろん、兄さんが許してくれればだけど・・・
そうすれば、純ちゃんも多少は変わるでしょ。
お兄さんだって、男手ひとつでやっていくよりは』
五郎『そんなわけにはいかないよ』

雪子『どうして?』
五郎『そんなわけには・・・そりゃあ、いかないよ』
雪子『違うのよ、兄さん。置いて欲しいのは・・・
要するに私、ほんとのこと言って・・・
切羽詰まってこっちに来たのよ。
東京から出来るだけ離れたいの。
ほんとはね、ほんとは・・・手術してきたの。
赤ちゃんをね。
それも、兄さん嘘みたいなのよ。
あの人、奥さんにも赤ちゃん出来てたのに。
だからね、こっちに置いて欲しいの。
私、絶対やって見せるから』


■別の日の夜
作業が終わって2階に上がろうとする純と蛍。
その純を呼び止める五郎。

五郎『純君。
どうしても、東京に帰りたいんですか?え?』
純『はい』
五郎『どうしても、我慢できないんですか?』
純『はい』
五郎『そうですか』
純『すいません。
でも、お願いします。
僕は・・・怒らないでください。
お願いします』

2階に上がろうとする純。

五郎『純君、父さん怒ちゃあいません』
純『すいません』
五郎『ただ、悲しいです。
今、とっても悲しいです。
帰りたいのは当然です。
構いません。
ただ、そのことを直接父さんにしゃべることをせず
雪子おばさんを通して言う君は、卑怯です。
とっても卑怯です。
そのことは父さん、非常に悲しいです。
帰ることについては、よくわかりました』


■燻製の中におがくずをいれている雪子と蛍
そこに五郎。

雪子『これでいいのかしら?』
五郎『ああ』

純が来る。

五郎『純君、母さんと話しました。
東京に帰りなさい。
雪子おばさんと一緒に』

純の帽子のつばを叩き、去っていく五郎。


■川辺

佇む五郎。
振り返るとそこに蛍が立っていた。

蛍『父さん、私は東京へは帰りたくないから。
私は、ずっと父さんといるから』


■家の前で純を見送る五郎と蛍。
家を後にする純と雪子。

純ナレーション
『僕が麓郷を去ったのは、それから3日目の朝だった。
清吉おじさんが迎えに来てくれて
僕はその車で駅に向かった。
振り返ると父さんと蛍が見えた。
父さんの気持ちを想像すると、かなり心が痛みましたが
ここで迷えば元も子もなくなり、
親子はいずれ別れるものであり』


■駅
清吉『ちょっと早く着きすぎたな。お茶でも飲むか』

■喫茶店

清吉、雪子、純。

雪子『お忙しいのに、すいません。
あとはもう私、大丈夫ですから』
清吉『見送りには慣れているよ。
何度もここで見送ったからな』

清吉『涙舟って歌知っているかね?』
雪子『はい』
清吉『ふうん。
不思議なもんだな。
流行歌ってやつはさ、その歌聞くと、その歌が流行っていた
その時代の出来事を思い出す。
あの年はひどい冷害でね。
おまけに、トラクターが導入されて
営農方式がどんどん変わってさ。
一緒に入職した連中が家を畳んで、次々と麓郷を出て行った。
11月だったなあ。
親しかった連中が、4軒一緒に離農していってね。
そんときワシ、やっぱり送りにきたもんだ。
雪がもうチラホラ降り始めててなあ。
北島三郎が流行ってた。
出て行くもんの家族が4組。
送る方はワシと女房の二人。
誰も一言もしゃべらんかった。
だけどな、そんときワシ、正直心の中で何考えていたか、いおうか。
お前ら、いいか、負けて逃げるんだぞ。
20何年一緒に働き、お前らの苦しみも悲しみも悔しさも
ワシぁいっさい知っているつもりだ。
だから、他人にとやかくは言わせん。
他人に偉そうな批判はさせん。
しかし、ワシには言う権利がある。
お前ら、負けて逃げるんじゃ。
ワシらを裏切って逃げ出していくんじゃ。
そのことだけは、よ〜く覚えておけ』

純と雪子を乗せた電車が動き出す。
見送る清吉。


■五郎の家:夜

五郎と蛍が話をしているところに
純と雪子が戻ってきた。


純ナレーション

『けっきょく僕は、帰ってきてしまった。
だからって僕は、急に気が変り、こっちがいいと思ったわけじゃない。
だけどケイコちゃん、覚悟は決めた。
雪子おばさんもいることになったし・・・
その翌日、初めて雪が降った。
冬はもう、すぐ裏山まで来ていた』




つづく



北の国から第4話、BSフジ名シーン・母からの手紙を勝手に処分する五郎

人間としては最低の行為だけれど
父として、手放したいくないというエゴというか
複雑な胸の内が見事に表現された回でした。



第4話
東京から、別れた母・令子(いしだあゆみ )の依頼した
本田という弁護士(宮本信子)が訪ねてきた。
令子は子供達に何度も手紙を書いて送ったという。
しかし、その手紙は五郎が勝手に処分していた。
その話を聞いて愕然とする純。

北の国から オリジナル・スコア・ヴァージョン 完全盤


キャスト

黒板五郎:田中邦衛
黒板令子:いしだあゆみ
黒板純 :吉岡秀隆
黒板蛍 :中嶋朋子

宮前雪子:竹下景子(令子の妹)

北村清吉:大滝秀治(五郎の親戚)
北村正子:今井和子
北村草太:岩城滉一

吉本つらら:熊谷美由紀 (草太の恋人)

中畑和夫 :地井武男(中畑木材)
中畑みずえ:清水まゆみ
中畑すみえ:塩月徳子

松下豪介(クマ):南雲佑介

木谷凉子 :原田美枝子(分校の先生)

笠松杵次 :大友柳太朗
笠松正吉 :中澤佳仁

本田好子 :宮本信子(弁護士)

川島竹次 :小松政夫
井関利彦 :村井国夫
笠松みどり:林美智子
吉野信次 :伊丹十三
こごみ  :児島美ゆき
成田新吉 :ガッツ石松
警察官  :平田満



■夜:食卓を囲み晩ごはんを食べている純・蛍・雪子・草太

純「おばさん?」
雪子「ん?」
純「うちには郵便屋さん来ないけど、うちに来る郵便はないの?」
雪子「郵便・・・中畑さんのところに届くようになっているわ」
純「それをお父さんが受け取っているわけ?」
雪子「そうよ、どうして?」
純「父さんは母さんから来た僕らの手紙を
僕らに見せるのは嫌なのかな」
雪子「どういう意味?」
純「・・・」
雪子「手紙なんて来てないでしょう。
来たら見せるに決まっているじゃない」
純「そうかな?」
雪子「当たり前でしょ」

草太「じゃあ、お前あれだ。
おふくろさんから来た手紙を
おやじが握りつぶしていると、そういう風に思っているのか?」
純「・・・」
草太「あほか、お前は!お前の親父はな、そんなちっぽけなことするおやじじゃないよ」

■家の外、玄関口
五郎が仕事から帰ってくる。
家の中からの会話を聞く。

純「だけどあの人は、そう言ったんだ」
雪子「あの人って誰?」

五郎、玄関の扉を開けて家の中へ。
草太・雪子「おかえりなさい」

純「ごちそう様」
2階に上がるとする純。

五郎「純君、君たちに母さんから手紙ですよ」
純に手紙を渡す五郎。

五郎「今日会ったでしょ、女の人に。
あの人が母さんからことづかってきたそうです。
純君も蛍も返事を書きなさい。
明日、君たちをホテルに連れて行きます。
あの人に直接話しなさい」

純、2階に上がろうとする。
それを追いかけ
五郎「純君。父さん隠してたけど・・・
本当は前にも3通ほど来てたんです。
父さん勝手に処分しました。

やき・・焼きました。
父さんの独断です。

きみ、今日、中畑のすみえちゃんとこ
にコッソリ聞きに行ったそうですけど
中畑のおじさんたちは、グルじゃありません。
父さんにちゃんと渡してたんです。

雪子おばさんも知らないことです。
父さんひとりで勝手にやりました」

純、いたたまれず2階に駆け上がる。
五郎、階下まで歩み寄り、純に向かってさらに話す。

五郎「純君、父さん、ケチな人間です。
君たちを父さんから離したくなくて。
母さんの手紙を破いて焼きました。
軽蔑していいです」


■2階
純、手紙の封を切る。

令子ナレーション
「純ちゃん、蛍ちゃん、元気でいますか?
ちゃんと食べてますか?
眠ってますか?
寒くないですか?
足りないものはないですか?
困ったことはないですか?
学校行ってますか?
勉強してますか?
もうお友達はできましたか?」



・・・・・・・・・・・・


このあと、純だけがホテルへ行き
弁護士と会って話をする。
そして、弁護士が東京の令子に電話をかけ
純に話をするように促すのだけれど、純はそれを拒否。
部屋を飛び出す。

そして、ホテルの外へ。
外は、シンシンと雪が降り積もっていた。
純は、駐車場に五郎の車を探すがない。

もう一度探すと、雪で埋もれた五郎の車を見つけ
駆け寄る。
そして、どんどんと車の窓ガラスをたたく。
それに気づいた五郎は急いで助手席の扉を開ける。
純が車に飛び乗る。

五郎「終わったんですか?」
うなずく純。
五郎「母さんと話できたんですか?」
首を振る純。

車のエンジンをかける五郎。



つづく
タグ:北の国から

北の国から第5話、キツネに石を投げる純の疎外感

あらすじ

蛍はもうすっかり北海道の生活に慣れ、楽しんでいるようだ。
未だ慣れない純には、父が蛍ばかり可愛がっているように映る。
五郎は、笠松のじいちゃんから嫌がらせを受けていて、純の気持ちに全く気づかない。



今回、新しく笠松のおじいちゃんが登場。
五郎の父親とともに、麓郷を開拓してきた。
そんな笠松のじいちゃんから五郎が住んでいる土地は
五郎の父親から借金のカタにもらったのだという。

最初、純は笠松のじいちゃんのことを「へなまずるい」と
噂になっていると悪口をいう。
しかし、それを聞いていた五郎から
「人の悪口は言うのもではない!」ときつく叱られる。

その後、五郎は笠松のじいちゃんから嫌がらせを受け
酒の席で悪口を言う。
純は、その少し前に、火を起こすのに苦労していた時
笠松のじいちゃんから優しくそのやり方を教えてもらっていて
決して五郎が悪口を言っているような人に思えなかった。

その酒の席に草太の恋人・つららが来る。
草太は五郎の義理の妹・雪子に一目惚れしていて舞い上がっているし
つららはその酒盛りをしている部屋に入っていけない。

純は、つららから草太を呼んできて!と伝言を頼まれるが、
草太はそれに応じない。
つららは、一人寂しく去っていく。
その後ろ姿を見送る純。

笠松のじいちゃんとつららと自分。
同じような疎外感を感じ、蛍が毎日餌付けして、ようやく慣れ始めたキツネに
石を投げつける。

それを目にした五郎は、純を思いっきり殴る。
それも二度。一度殴り倒した純をもう一度立たして殴ったのである。
一度でよかったのにと思うのだけど、何故二回?
五郎の分と蛍の分と、合わせて二回ということなのか?

殴られた純。
帽子についていた耳当ての片方が折れて外れてしまう。
その帽子を家族と見立て、帽子本体を五郎と考えると
左右の耳当てがそれぞれ純と蛍ということになり
その片方、純の部分の耳当てが取れたとも解釈できる。

その外れた耳当てを拾い上げた五郎。
ここで純の気持ちを察したように思う。


このシーンも実に深いシーンです。





北の国から第6話、雪子とつらら

つららという恋人がいながら
東京から来た雪子に熱を上げる草太を巡る話。


つららが雪子の元に出向き、対峙。
東京に帰ってくれと、つららが雪子にお願いするシーンがあったんですが
火花散るちょっとした修羅場でした。
つららの顛末を知っているだけに、つららに肩入れ。

雪子は、知的で優しいというイメージで描かれているのですが
不倫をしていたり、つららに対してはきつい感じで自分を通したりと
かなりギャップを感じます。

そのギャップに「人間」が表現されているんですよね。
タグ:北の国から

北の国から第7話、小道具としての電話

純は中畑さん家に行く。
そこで、中畑のおばさんが東京の親戚の人と話をしているのを聞く。

東京と北海道。
遠く離れていながら、電話でつながることができる。
純は母さんの声が聞きたくなって、こっそり電話をかけるという話。

今の時代、電話は一人に1台というのが当たり前のようになってきているし
好きなときに好きな場所でかけることが出来る。

でも、その当時は一家に1台。
お金のない人は、大家さんや親戚の家の電話を借りていたりした。

しかも固定電話だから、持ち運びなんて出来ない。
電話の内容は家族に知れてしまうから、無駄話もなかなか出来ず
必要なことを伝達する道具という意味合いが強かった。



純は蛍にも母さんと話をさせてやろうと
誰からかは黙って電話を変わってやる。
しかし、母の浮気現場を目撃している蛍は母の声を拒否。
逃げてしまう。

やっぱり蛍は深い傷を負っていると思うわけだけど
実は、蛍もこっそりと学校の電話から母さんに電話していた。
子供にとって母は母なのだなと。

蛍が学校の電話を使っていた事実を学校の先生から聞く吾郎。
純ならともかく蛍が、、、という思いはあったはず。
でも、その事で蛍を攻めることはなく、黙っていた。

逆に、蛍の方から、母さんに電話をかけていとことを告白。
謝るのだった。

純も便乗して告白するチャンスだったのだけれども
そうすることはせず、黙っていた。



携帯が発達している今の時代
声が聞きたい時に電話できるし、テレビ電話だってある。

東京と北海道、今と昔で物理的な距離は変わっていないけれど
精神的な距離はかなり近くなっているなと思う。

それが、本当に幸せなことなのかどうかは分からないが。


タグ:北の国から
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